HOME > スタッフブログ > 脊柱管狭窄症の名医 第2部第2章
第2章 バランス練習
前章の基本の運動の次に優先順位が高いのがバランス練習です。このバランス練習は、練習であるとともにバランステストでもあります。
まず一度この章で紹介する順に、あなたのバランス能力の現状がどの程度であるかを確認してみてください。
バランス1から順番に難易度があがっていきます。
注意:バランス練習を追加したせいで第1章の基本の運動を行う回数が減ってしまうくらいなら無理にバランス練習を追加しないでください。
バランス1 開眼閉脚立位
018
写真のように目を開けて左右の足をぴったりつけてまっすぐ立ちます。
この状態を20秒保ちます
悪い例
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
バランス2 閉眼閉脚立位
019
写真のように目を閉じて左右の足をぴったりつけてまっすぐ立ちます。
この状態を20秒保ちます
悪い例 020
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
バランス3 開眼継ぎ足立位
021
写真のように片方の足のつま先と反対の足の踵をつけて、両足を一直線にして立ちます。
目を開けたままこの状態で20秒保ちます
022
同様に、左右の足をいれかえてもう一度行います。
悪い例 023
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
左右の足を入れ替えて、バランスのとりやすさが変わるようなら、身体に左右の歪みがある事を示唆しています。
バランス4 閉眼継ぎ足立位
024
写真のように片方の足のつま先と反対の足の踵をつけて、両足を一直線にして立ちます。
目を閉じてこの状態で20秒保ちます
025
同様に、左右の足をいれかえてもう一度行います。
悪い例 026
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
左右の足を入れ替えて、バランスのとりやすさが変わるようなら、身体に左右の歪みがある事を示唆しています。
バランス5 開眼片脚立位
027
写真のように片脚で立ちます。
目を開けたままこの状態で20秒保ちます
028
同様に、左右の足をいれかえてもう一度行います。
悪い例 029
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
左右の足を入れ替えて、バランスのとりやすさが変わるようなら、身体に左右の歪みがある事を示唆しています。
バランス6 閉眼片脚立位
030
写真のように片脚で立ちます。
目を閉じてこの状態で20秒保ちます
031
同様に、左右の足をいれかえてもう一度行います。
悪い例 032
このようにフラフラしながら20秒保ててもダメです。
左右の足を入れ替えて、バランスのとりやすさが変わるようなら、身体に左右の歪みがある事を示唆しています。
本章のまとめ
バランスをとる為には足の指や足の裏など、足首から下の筋肉の働きが重要になります。ここが衰えると、下で支えきれない負担が上に来てしまい、歩く時に腰に負担が多くかかるようになってしまいます。この負担は脊柱管狭窄症を悪化させるものとなります。
本章で紹介したバランステストは基本的にバランス1から順に難しくなり、バランス6が最も難しくなります。
ただし、人によって多少この難易度の順番が変わる事があります。バランス5よりバランス4の方が難しいという人も多くおられると思います。
この様な人はバランスをとるうえで視覚に頼っている所が大きいという事を意味します。薄暗い所では転倒する可能性が他の方より高くなるので注意してください。
このバランス能力についてですが、バランス6は若くて健康な人でも少し難しいためこれができる人はバランス練習を行う必要はありません。
高齢者が安全を保つ上で必要とされるのはバランス5の「目をあけて片脚立ちで20秒」です。これが可能となるように練習をしてもらうと良いでしょう。
もしバランス3の「目を開けて継ぎ足」が難しいようであれば要注意です。転倒の可能性がかなり高いという事を意味します。
練習の回数は特に指定しませんが、多く行うほど良いです。ただし練習を行う事自体で痛みや痺れが強く出て辛い場合は無理にバランス練習を行う必要はありません。
バランスが悪い場合
バランス2の「閉眼閉脚立位」が出来ない場合、杖などを用いて転倒予防と足腰への負担軽減を心掛けたほうが良いでしょう。多くの場合自分にはまだ必要ないと思いがちです。しかし、客観的に見ればあなたの足腰はもうバランス3レベルかそれ以下なのです。
① T字杖 033
最も一般的な杖。悪い方と反対側の手で杖を持ちます。例えば右脚が悪い場合は左手で杖を持ちます。
② ウォーキングポール 034
ウォーキング用の2本杖。歩行練習に最もおすすめの優れもの。ただ両手がふさがるため日常での利用は不便な場合もある。
③ シルバーカー035
見た目を気にしなければ最も便利で足腰への負担が少ない。疲れたら座れるものも多いので便利。
ご家族の方へ
もしこの本をご家族の方が読まれていたら、是非気をつけて頂きたい事があります。バランステストをしてバランス2以下の場合、非常に転倒の危険性が高いという事を意味します。この場合は本人が大丈夫だと言っても外出時は杖などを持たせるべきです。
危ないからと杖を持てといっても本人はマジメに取り合わないかもしれません。本人は本気で大丈夫だと思っているのです。しかしバランス3のテストができないレベルであれば、客観的にみて大丈夫なわけがありません。
脊柱管狭窄症は進行すると歩けなくなる病気ですが、転倒して骨折すればすぐにでも歩けなくなってしまいます。
屋外よりも自宅内で転んで骨折をする人のほうがが多いので、自宅に手すりをつけるなどできれば最良です。
また夜中にトイレに行く時など、暗いと転倒しやすいため常夜灯を用意したり廊下は夜中でも電気をつけっぱなしにしておくなどの対応を考えたほうが良いでしょう。
このバランステストは目を閉じて行うと格段に難しくなります。それくらい人は視覚にバランスを依存しているため、暗いとそれだけで各段に転びやすくなるのです。
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