寒い時期や夏場に冷房が効きすぎている場合に肩凝りや腰痛が強くなると訴えられる方は多くいます。
歳をとるほど、冷えると筋肉や関節などが痛むという人が非常に多くいます。これはどういう理由によるものでしょうか。
痛みを感知する受容器(神経終末)は2種類あると言われています。一つは強く鋭い痛みを感じる受容器です。例えばナイフで指を切ってしまった時に痛みを感じるのはこの受容器が反応するからです。
もう一つ、鈍い痛み(鈍痛)を感じる受容器があります。慢性痛などはこの受容器が反応することによって引き起こされると考えられております。この受容器の名前をポリモーダル受容器といいます。
このポリモーダル受容器は非常に原始的で未分化な受容器であり、痛み刺激の他に、温度や圧力の変化にも反応する受容器です。
例えば寒冷刺激によってこの受容器が反応した場合、この受容器から送られてくる信号を脳は痛み刺激であると感じてしまうということです。
厳密に言うと、寒冷刺激の影響によって受容器の感度が上がってしまい(閾値が下がる)、この受容器によって感知された、普段は感知されない程度の微細な圧力の変化による刺激(組織の内圧の変動など)を痛みとして感じている可能性もあるでしょう。
よく、雨が降る時は膝が痛くなるとか古傷が疼くというような人がたくさんいますが、その原因は、この受容器が気圧の変化に反応して脳に刺激を送っているせいかもしれません。身体の悪いところ程この受容器の感度が上がっているためにそう感じるのです。
高齢者は全身的に若年者よりもこの受容器の感度が上がってしまっていると考えられます。だから冷えると全身的な不調を訴えられたりしますし、体を冷やすことを極度に嫌がられます。
冷えに起因する痛みや凝りの悪化は、この受容器による要因以外にも寒さによって血管が細くなってしまい血流が悪くなることや、筋肉やその他の軟部組織が硬くなってしまっていることによる影響なども強く考えられます。(軟部組織が硬くなること=この受容器の感度が上がること、でもありますが)
いずれにせよ、冷えると痛くなるということは温めると痛みが軽くなるということです。古くから温熱療法の効果は医学的にも確認されており、現在でも理学療法における物理療法の基本的な治療として行われております。
しかし、注意しなければならないのは、炎症症状が起こっているような時、つまり強く鋭い痛みを感知する受容器が反応して痛みが現れているような状態で温熱を行うとかえって症状が悪化してしまうということです。このような場合には氷や保冷剤などでアイシング(よく冷やす)を行うべきです。
要点
痛みを感じる受容器は2種類ある
冷えると痛みが出るような鈍痛・慢性通には温熱療法が有効
炎症症状が出ている場合は温熱は禁忌。アイシングを行う(よく冷やす)
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